統合失調症の方々の生活のしづらさについて

私たちが、毎日、生活していくために必要な機能として認知機能というも のがあります。
認知機能には、注意の集中、記憶、理解して処理する速さ、 順序立てて考え遂行していく機能の4つがあります。
統合失調症の方々が 生活をしていく上で一番問題となるのは、幻覚や妄想といった陽性症状では なく、認知機能の低下です。

それでは、統合失調症の方々の生活のしづらさには、どのようなものがあ るのでしょうか。
集中力や注意力が持続できない、疲れやすい、細かい複雑 な作業に時間がかかる、臨機応変な対応ができない、
ひとつの物を選んだり、決断することが苦手になる、秘密にすることができない、などがあるかと思います。

統合失調症の方々は、認知機能の低下のため、今まで当たり前にできていたことがうまくできなくなります。
この生活のしづらさが生じてくることをまわりが充分に理解して接することが必要です。
そしてこの生活のしづらさに対して、統合失調症の方々が、どのように対処していくか、
どのようにしてその対処法を見つけていくかということが治療的に重要であり、回復が少しずつ進んでいくことだと考えています。

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